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http://nyatla.jp/nyartoolkit/
airmail(at)ebony.plala.or.jp
wm(at)nyatla.jp
- NyARToolkitCSは、NyARToolKit for JavaのAPIを基盤としたARアプリケーション向けのクラスライブラリです。
- .Net Framework 2.0以上に対応しています。
- ライブラリの構成は、ARToolKitの基本機能と、NyARToolKitオリジナルの拡張機能、アプリケーション向けのフレームワークです。
- ライブラリは、NyARTookitを純粋に移植したNyARToolkitCS、NyARToolkitのRPF(Reality Platform)クラスのあるNyARToolkitCS.rpf,C#向けの拡張クラスのある、NyARToolkitCSUtils,サンプルで構成されています。
- このSDKが提供する3Dレンダラアダプタは、Managed Direct3Dのみです。
- sampleモジュールは、いくつかの動作チェックプログラムと、RPFを使ったサンプルアプリケーションがあります。
ARToolKitについては、下記のURLをご覧ください。 http://www.hitl.washington.edu/artoolkit/
##特徴
NyARToolkitCSの特徴を紹介します。
- System.Drawing.Bitmapから、NyARToolkit内部形式への変換をサポートしています。
- ロジックレベルでは、ARToolKitよりも高速です。
- NyId規格のIDマーカが使用できます。
- 複数のAR/NyIdマーカを容易に利用する為のMarkerSystemクラスがあります。
- ManagedDirect3d向けの簡易なスケッチシステムがあります。
- Bitmapクラスと互換性のあるAPIがあります。PNG画像をそのままマーカイメージにしたり、撮影画像の一部を切り出す機能があります。
開発環境は、それぞれ、以下のものが必要です。
- .Net Framefork
Visual Stadio 2008 Express以上 - .Net Compact Framefork
Visual Stadio 2008 Professional以上
(注)Express Editionで、Compact Frameworkで開発すればコンパイル自体は出来ます。
それぞれの環境で使用できるソリューションファイルが以下の場所にあります。
- .Net Framefork
forFW2.0 - .Net Framefork
forWM5 現在サポートしていません
(注意) 64bit環境でコンパイルした場合、例外が発生し、「xxxは有効な Win32 アプリケーションではありません。」とメッセージと共に、プログラムが停止 する事があります。 この現象は、プロジェクトのプラットフォームターゲットを、x86にすることで解決します。
NyARToolkitCSの.Net Framework版では、カメラ映像の取得にDirectShowLibNET(ライセンスはLGPL)を使用します。このライブラリはextlib/DirectShowLibV2フォルダにあります。
DirectShowLibNETは、こちらのURLからダウンロードできます。
http://sourceforge.net/projects/directshownet/
NyARToolkitCSの.Net Compact Framework版では、カメラ映像の取得にNyWMCapture(ライセンスはMIT)を使用します。 このライブラリはextlib/NyWMCaptureフォルダにあります。
このモジュールをモバイルデバイスにインストールする方法は、NyWMCaptureのreadme.ja.txtを参照してください。
NyARToolkitライブラリの本体です。基本的は.Net Framework 2.0規格のコードです。依存する外部ライブラリはありません。
NyARToolkit/4.0で追加したNyARToolkitライブラリのmarkerSystemモジュールです。 依存する外部ライブラリはありません。
NyARToolkitライブラリのRPFモジュールです。NyARToolkit/3.0で追加したRPFモジュールのコードです。 依存する外部ライブラリはありません。
.NetFrameworkに依存するコードをまとめたプロジェクトです。 ManagedDirectX向けのコードと、DirectShow向けのクラスがあります。 ManagedDirectXと、DirectShowNetに依存します。
実験的なコードをまとめたプロジェクトです。 このプロジェクトはコンパイルできないかもしれません。
サンプルプログラムです。
ライブラリの動作チェックプログラムがあります。サンプルとしては役に立ちません。
- Sample/CaptureTest
カメラキャプチャの実験プログラムです。DirectShowNetに依存します。 - Sample/RawTest
NyARToolkitのベンチマークプログラムです。静止画に1000回マーカ検出処理をして、処理時間を計測します。
NyARToolkit3.0.0以前のサンプルがあります。
- SimpleLite_ImageSource
静止画からマーカ検出します。NyARSingleDetectMarkerのサンプルです。 - SimpleLiteDirect3d
ManagedDirect3Dを出力先とする、カメラ画像の上に立方体を表示するプログラムです。 NyARSingleDetectMarkerクラスのサンプルです。 - SingleARMarkerDirect3d
ManagedDirect3Dを出力先とする、カメラ画像のの認識したマーカにマーカ番号を表示するプログラムです。 SingleARMarkerProcesserクラスのサンプルです。 - SingleNyIdMarkerDirect3d ManagedDirect3Dを出力先とする、カメラ画像のの認識したマーカに、Idマーカ番号を表示するプログラムです。 SingleNyIdMarkerProcesserのサンプルプログラムです。
NyARToolkit3.0.0の、RPFモジュールを使ったサンプルがあります。 特にこだわりがなければMarkerSystemを使ってください。
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Test_NyARRealityD3d_ARMarker RPFを使ったARマーカ認識プログラムです。最大2個のマーカを同時に認識します。 NyARRealityD3dと、ARTKMarkerTableのサンプルプログラムでもあります。
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Test_NyARRealityD3d_IdMarker RPFを使ったARマーカ認識プログラムです。最大2個のマーカを同時に認識します。 NyARRealityD3dと、RawbitSerialIdTableのサンプルプログラムでもあります。
NyARToolkit4.0.0から追加した、簡易スケッチシステムを使ったサンプルです。 他のサンプルよりもコードが短縮されています。
- SimpleLite
SimpleLiteDirect3dを、MarkerSystemモジュールを使って書き直したものです。 - ImagePickup
撮影画像の取得や、座標変換のサンプルです。 - MarkerPlane
マーカ表面の座標を得るサンプルです。 - SimpleLiteM
2つのマーカを同時に認識するサンプルです。
スケッチシステムを使わないMarkerSystemのサンプルです。 SimpleLiteと同じです。
現在サポートしていません。
NyARToolkitCSは、商用ライセンスとLGPLv3のデュアルライセンスを採用しています。 LGPLv3を承諾された場合には、商用、非商用にかかわらず、無償でご利用になれます。LGPLv3を承諾できない場合には、商用ライセンスの購入をご検討ください。
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LGPLv3 LGPLv3については、COPYING.txtをお読みください。
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商用ライセンス 商用ライセンスについては、ARToolWorks社に管理を委託しております。
http://www.artoolworks.com/Home.html