ASP.NET Identityのカスタムのストアを利用するサンプル
ASP.NET Identity の 簡易カスタマイズで、独自のユーザーストアを利用するサンプルです。 『既に運用されている既存の独自のユーザー管理データベースを利用する』というケースを想定しています。
作成した環境は以下です
- Visual Studio 2013 Update 2
- .NET Framework 4.5.1
- ASP.NET MVC 5.1
データベースは特に特定のものを想定しませんが、サンプルとしての容易さからSQL Server LocalDBを利用しています。 (ただし、DBアクセスにはEntity Frameworkを敢えて利用せず、Dapperを利用しています。)
そのまま実行するにはデータベースファイルが必要です。LocalDBを利用する場合は下記の手順でデータべースファイルおよび必要なオフジェクトを設定してください。
既存のDBインスタンスに設定する場合はdb_script
配下のスクリプトを利用するなどし、適当に設定してください。
- src配下のソリューションファイル(CustomIdentitySample.sln)をVisual Studioで開く
- App_Dataフォルダを追加
- ソリューションエクスプローラーより、プロジェクト「CustomIdentitySample」直下に
App_Data
フォルダを追加
- ソリューションエクスプローラーより、プロジェクト「CustomIdentitySample」直下に
- App_DataフォルダにDBファイルを追加
- [追加]-[新しい項目]-[SQL Server データベース]
- ファイル名は任意だが、Web.Configの
configuration/connectionStrings
セクションで指定しているAttachDbFilename
と合わせること- サンプルでは
UserInfo.mdf
としている
- サンプルでは
- 追加したmdfのDBに対して、
db_script
配下のスクリプトを順番に実行
サンプルDBに登録されているユーザーでログインする場合、
- ID : narami
- パスワード : hogepassword
です。変更したい場合はdb_dcript/04.insert_user_data.sql
あたりを見ながら適当に。
本サンプルは下記の記事などを参考しています